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カテゴリー:元気のらクラブ

農業事始め

今年より農業の新入生に。 那須町千振の舛田花木園の先代を師匠に農業をしているグループの一員に加入させていただきました。昨日はその事始め、畑作りです。 苦土石灰をふり、鶏糞や豚糞を降って、こんなに肥しを撒くの?と思うくらい。なるほど、ふかふかの土な訳だ!一緒に農作業に加わった孫が、「雪の上にいるみたい。」というくらいにふかふかの土なのでした。 千振は、折しも「開拓者たち」というドラマが放映されたばかり。火山灰の原野を切り開いた先人たちの苦労に思いをはせながらの作業となりました。   区分された自分の畑を皆さん黙々とならしていきます。このあと最初に撒くのがジャガイモ。4月の一週目に撒くことになりそう。             ここが準備の終わった私の畑。 食を語る上で野菜を一から作ることは有意義なことと、新米ファーマーの心意気はますます盛んです。 野菜日記を時々更新します。      

自主研修

本当は中高生のお弁当教室だったのだけれど・・・ 参加者が少なく、急遽自主研修に。普段できない料理を研修することになりました。 3組の親子が参加してくれて、例によって賑やかな自主研修となりました。 メニューはパエリア、コンソメスープ、野菜サラダ、スフレの4種。 パエリアはパーティとかのメインディッシュに最高。残り野菜で簡単コンソメ、野菜サラダはちびっ子だけで仕上げてもらいました。全員でレタスをちぎり、きゅうりとトマトも上手に切ることができました。 スフレもふっくらこんがり上手に焼けて、熱々をいただきました。 グループによっては出来に多少の違いはあっても、それぞれが美味しくできました。 せっかくの楽しい会も、あーあ、カメラを忘れてしまい記録を残すことができませんでした。残念!

中高生のお弁当教室

中高生のお弁当教室のチラシを500枚ほど配布したのだけれど、申し込みは中学生3名、小学生1名だけ。広報に課題を残す形となりました。しかしその分マンツーマンでのキメの細かい教室となりました。 メインにはみんな大好き、「鶏肉の味噌マヨ照り焼き」、副菜は「出し巻き卵」と「ホウレン草のナムル」。 他にもキンピラごぼう、切干大根、人参のグラッセ、アスパラのベーコン巻、ピーマンのゆかり和えなどの副菜を何品か作って、試食しました。 学校の調理実習で、何度か経験はしているものの、まだ何とも心もとない彼女たち。ホウレン草の根元の洗い方、茹で方、ピーマンを切るときの裏技などを伝授。「お母さんに教えてあげよう!」などの声も。 出し巻き卵は全員が体験し、みんな上手にできるようになりました。 高校生になった彼女たちが、一人でお弁当を作れるまでにはもう少し訓練が必要ですが、この体験がきっかけでお料理大好きな素敵な女性に成長してくれたら嬉しいですね。   詰め終わったお弁当は、「お家の人に見せたーい!」ということで、お持ち帰りすることに。             みんな美味しそうにできて、お家の方も感動するのではないでしょうか。      

NPOと企業の協働

企業とNPO等との意見交換会が先週、宇都宮市でありました。 NPO法人パートナーシップ・サポートセンターの代表理事、岸田眞代氏の講演と参加者によるグループワークの2部構成で、約50名の方々との熱い議論が行われました。 岸田氏は「企業とNPO等の協働を進めるしかけづくり」と題して、企業、NPOそれぞれの思いや現状を統計を踏まえて話されていました。 それぞれが協働によって得るもの、期待するもの等は何となく分かってはいるものの、どんなNPOがあるのか、どのようにしたら良いのかなど、お互いがきっかけが分からないのが現状のよう。間を取り持つ中間支援が必要だということは理解できました。 岸田さんたちが展開する「企業とNPO等の協働パートナーシップ大賞」は全国で成功している協働の事例を表彰しているのだが、歴代の大賞、入賞グループは「なるほど!」となかなか発想が豊かなのに驚かされました。 さて、我がNPOが今後どのような協働が考えられるか、頭を柔軟にして、発想を切り替えていく必要があると痛感しているところです。支援を求めるだけでなく、お互いが成長でき、社会に少しでも貢献できることを考えていくことが大切な協働の原則だと思います。            

食育の原点

一昨日は地域で若者支援を続ける「明日葉村」とのコラボ。「お手軽おやつ3種」を作りました。 村長の大槻さんは当法人の理事もお願いしている関係から、若者支援の一環として私たちも係わることになったもの。社会適応や自立を目指す彼等にとって、料理をするという体験、そのプロセスがとても有意義なことだということです。 包丁を手にしたことのない青年、1㎝の角切りにパニックを起こす少女、食べることに興味はないと言い切る青年を前に常識的な料理教室では通用しないことに第1回目から気付かされることに。それぞれのそれまでの育ち方や食環境、今抱えている事情等に寄り添う覚悟が必要なのだと改めて考えさせられた次第です。 彼らが自分一人ひとりの目標を立て、それに一歩でも近づくためのお手伝いができて、最後に達成感を味わってもらえたなら私たちの活動も本望というものでしょう。たとえば、リンゴの皮がむけるようになり、楽しく物をたべることができるようになれば、その時彼らも何かが変わるのではないでしょうか。 「あなたの 体は あなたが 食べたもので できている」 これは某食品会社のCMですが、自分で何をどのように食べるかの「技」を身につけることがまずは第一歩だということを彼等には気付いて欲しいと思います。 彼等を見ているとまさに、そこにこそ食育の原点があると思えてきました。      

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