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風物詩

知人から渋柿のハチヤをたくさんいただいたので、早速干し柿作りに挑戦。 さて、皮を剥いて干すということは知っていても、実際にやるのは初めてなのです。と言うのは、このような細かい作業はこれまで義母の役割だったのでした。私に暇ができたことと併せて、義母が高齢のため順送りで私の仕事と相成った次第。 まずはネットで調べてみることに。 剥いた柿を熱湯に10秒ほどつけると青カビが生えにくいらしい。(ふむフム、なるほど) 気温もあまり高いとまずいし、なかなか結構難しいということが改めて判明。 とりあえずベランダの物干し竿につるして一段落。「寒くなれ!風よ吹け!」と・・・ 折しも今日は立冬、冷たい風も吹いていて干し柿には絶好の気象条件か。あとは干しあがるのを待つだけなのだが、敵はまだいる。仕上がるころになると決まって鳥(カラスか?)がつつきにやってくるのだ。 今のようにお菓子が豊富でなかった時代の、貴重なおやつのひとつだったのだろう。他に干し芋やお供えのお餅を砕いたかきもち等を思い出す。一工夫を惜しまず家族に美味しいものを食べさせるという、昔のおばあちゃんやお母さんの思いに気持ちを馳せたひと時でした。    

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