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お母さんお弁当を作りましょう

ある食育講演会でのこと・・・講演はありふれた内容でしたが、質問コーナーで若いお母さんからの質問にちょっとビックリ。 小学校のサッカー部の大会等でのお弁当にカ○リーメ○トなる物を持たせるように言われたそう。試合の合間に手軽に食べられるということのよう。そのお母さんは「手軽に食べられるというなら、小さなおにぎりやバナナでもいいと思う。それを強制するのはおかしくないでしょうか。私は手作りのお弁当を持たせたいのだが。」というもの。 そう言えばある学校では、大会のお弁当はまとめてコンビニ弁当というのを聞いたことがあります。「子どもの弁当くらい母ちゃんが作れ!」と息巻いていた人がいたが、私もそう思う。コンビニを否定するつもりは毛頭ないし、忙しい時や体調の悪い時などは利用しても悪くはないと思う。「開いてて良かった。」というのがコンビニだと言ったら、歳が知れるかしら。 もうひとつ、知人の話を・・・「娘には台所のそばの部屋を与えている。毎朝母親のまな板の音を聞いて育ってほしいから。」と。お母さんが作るお弁当と同じく、まさに生きた食育ではないでしょうか。コンビニの弁当が、将来子どもの心に残るとは思えないのです。 今の若い親世代を育てたのは私たち親世代なんだと反省しきりも、先のお母さんの話は、「まだまだ捨てたもんじゃない。」と一安心。やはり今からでも遅くはないし食育は必要だと思った出来事でした。

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